シャワートイレ
お風呂に関してはTOTOさんの技術力を紹介したので今回はINAXさんのシャワートイレを紹介したいと思います。
ちなみにTOTOは逆さから読むと「弟」でINAXは逆さから読むと「兄」になる、兄弟がつくった会社という話がありますが、あれはあたっているようで眉唾です。
TOTOは東陶機器という旧社名からきていてINAXの旧社名伊奈製陶からきています。TOTOは大倉孫兵衛氏と長男の大倉和親氏によって創立され、INAXは大倉氏の資金援助によって設立した会社なので兄弟会社というのは間違っているわけではありませんが。
ウォシュレットを開発したという点ではTOTOさんはやはりエポックメイキングではありましたが、その後の追従でINAXもなかなか負けていません。
INAXは「シャワートイレ」の名称で販売を行っていて、業界二位となっています。実は製造はTOTOより先に行っていました。1967年には温水洗浄便座一体型便器「サニタリーナ61」を発売し、76年にはシートタイプの「サニタリーナF1」が発売されました。
シャワートイレはウォシュレットと違い、洗浄ノズルの角度が70度とほぼ真下からの戦場となっています。ですからビデ用のノズルは別で設けられていることが大きいです。これをINAXでは「レディスノズル」として売り出していますね。